鞆の浦 |
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鞆の浦は、万葉の時代から潮待ちの港として栄え、江戸時代からの湾口施設や町並み、史跡などが多く残っています。風光明媚で、それでいて漁業の町特有の活気もあります。 「鞆の鯛網」は約380年前から伝わる伝統漁法で、産卵のためにやってくるマダイの魚群を待ち構えて一網打尽にする鯛縛り網漁です。毎年5月に行われる「鞆の浦観光鯛網」では、威勢のいい樽太鼓と大漁節、華麗な乙姫の舞、勇壮な鯛網船団を見ることができます。 また、江戸時代の朝鮮通信使の寄港地、坂本龍馬の「いろは丸」事件など、多くの歴史的な人物・出来事ともゆかりがあり、最近は映画やレビドラマ等のロケ地としても話題にことかきません。 | |
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仙酔島 |
鞆港のすぐ目の前。周囲5.2kmの小島の周辺は遊歩道が整備され夏には海水浴場がオープンします。キャンプ場や国民宿舎仙酔島があります。 | |
福山駅からバスで30分 市営渡船場から船で5分 |
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いろは丸展示館 |
幕末の志士・坂本龍馬と海援隊達を乗せた蒸気船いろは丸に関する展示館。いろは丸衝突事件の沈没状況を原寸70%大のジオラマや、事件の際に龍馬と海援隊士らが身を隠した一室なども再現されています。 | |
福山駅からバスで35分 休館日/12月28日〜1月1日 10:00〜17:00 |
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鞆の浦歴史民族資料館 |
古くは万葉の時代から栄えた鞆の浦の歴史や文化、風俗資料などを展示した資料館。二階には「春の海」で有名な作曲家、箏曲家・宮城道雄の特設コーナーもあります。 | |
福山駅からバスで35分 定休日/月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月29日〜1月3日 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
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対潮楼 |
天暦年間(950年頃)に空也上人によって建てられたと伝えられる真言宗の寺院・福禅寺。江戸時代には朝鮮通信使の迎賓館としても使用され、従事官・李邦彦がそこからの眺望を「日東第一形勝(朝鮮より東で一番美しい景勝地)」と賞賛した、国の史跡です。 | |
福山駅からバスで35分 休館日/無し 8:00〜17:00 |
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保命酒ミニ資料館 |
保命酒は江戸時代から鞆の浦に伝わる薬味酒で焼酎ともち米を原料にしたもの。冷え性や夏バテに効果があるとされます。様々な保命酒徳利や、古い看板、量り売りに使われた大徳利などの道具を展示されており、試飲コーナーもあります。 | |
福山駅からバスで35分 休館日/無休 9:00〜17:00 |
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