福山オート観光 特別企画
平成26年4月20日(日)
恒例、日帰りバスツアー!
◇出石桜まつり 出石の桜は2度咲きます。
◇春爛漫、桜の後は名物「出石そば」
◇千年の伝統、豊岡の鞄。
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■出石(いずし)
出石(いずし)は兵庫県豊岡市にある地区で、かつての出石城の城下町。
城下町として整備された町割が碁盤の目状であることなどから、但馬の小京都と呼ばれており、豊岡市出石伝統的建造物群保存地区の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
出石城跡を舞台とした「いずしさくら祭」は、例年3月下旬から約1か月間にわたり開催されます。
ソメイヨシノやヤエザクラが咲き誇り、夜には出石城跡がライトアップされます。
期間中は名物そば喰い大会も行われ、関西一円からの参加者で大変賑わいます。
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■出石そば
江戸時代中期、信濃国上田藩より但馬国出石藩に国替えとなった仙石政明が、信州そば職人を連れてきたことに始まり、現在は割り子そばの形態をとっています。
この形式となったのは幕末の頃で、屋台で持ち運びが便利な手塩皿(てしょうざら)に蕎麦を盛って提供したことに始まるとされています。
昭和30年代に「出石皿そば」として現在見られるスタイルが確立されました。
また、みなさんもごぞんじの通り、出石町は関西屈指の蕎麦処です。
出石のそばは、信州上田から伝わった蕎麦の技法と関西の麺つゆがあわさって誕生しました。だから、麺もつゆも美味しくいただけるのです。
現在、50軒近くの蕎麦屋があり、それぞれ伝統の味を守り続けています。
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■豊岡カバン
豊岡かばんの起源は「杞柳細工」にあります。その歴史は古く奈良時代に始まり、江戸時代に産業として確立しました。
明治の中期に三本革バンド締めの柳行李に工夫が加えられ、漆を塗りその上に錠前を取り付けることを考案して「新型鞄」として世に出ました。 これが豊岡かばんの起こりといわれています。
その後「ファイバー鞄」が誕生し、軽くて強靱で安価、需要も高まり、豊岡の主要産業として発展していきました。
さらに、ビニールテックスなど新素材を取り入れたオープンケースの生産が始まり、輸出もアメリカを中心に急激なのびを見せました。
現在では、ビニール素材などの合成皮革を使ったかばんは、全国一の生産を誇っています。
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