autokanko 四季の旅
・・・・ツアー行ってきました。
このコーナーではツアーレポートを掲載します。
参加頂きました皆様の思い出と、これからご旅行されるお客様のご参考になれば幸いです。
今回のツアーは
「世界遺産 高野山の旅」
です。

ツアー日:平成20年3月20日(祝)
天気  :雨時々曇り

ツアー行程

06:30

12:30〜16:00


22:00
福山駅北口 出発
−−福山東IC−−三木SA−−羽曳野IC−−
高野山(昼食、見学)
−−橋本−−羽曳野IC−−(車内夕食)
−−三木SA−−
福山駅北口
■一つの町のようです。
天気予報を気にしながらの出発であった今回の高野山の旅。
前夜の大雨もなんとか上がったものの、どんよりとしたお天気の中お客様にご乗車いただきました。
雨を追いかける形での運行で、途中、兵庫県にさしかかる頃、雨に追いつきました。
高野山に到着時も冷たい雨が降り続いていました。
麓の橋本市より約1時間の山道を駆け登ると、お寺だけではなく、中学校、高校、大学それに、病院、警察、コンビニなどがあり、一つの町が形成されています。
その中の、大きなお土産屋さん(中本名玉堂)にて、昼食をとりました。
雨で冷え切っていた体に温かなお蕎麦は特においしく感じられました。
■お墓の数に驚きました。
昼食後、高野山金剛峰寺の奥の院・弘法大師の御廟へと向かいました。
バスを一の橋で下車し御廟までの約2kmを徒歩での移動です。
参道は左右前後、大名の墓を中心とした聖域で、なぜか外様大名のお墓が大きく、譜代大名の墓は比較的小さいのです。
何度か高野山にお参りに来て、疑問に思っていたのですが、今回一緒に案内をしてくれたガイドさんに聞いてみました所、江戸幕府を開いた徳川家康は、大の高野山信仰者であったことと、参勤交代をさせて、外様大名への財政負担をさせたように、ここ高野山への墓碑建設により勢力を封じ込めるのが目的であったようです。
四国から切り出された大きな石を標高約900mの山の中に運ぶのには相当な労力(財力)が必要だったのでしょう。
又、参道途中には「姿見の井戸」なるものがあり、井戸の水に自分の姿が映っていなければ3年以内に亡くなる、と言われています。
ツアー参加者も多くの方がのぞき込み、皆さん、安心していらっしゃいました。(私ものぞきましたが、少々陰が薄かったですが一応映っていました)
これも、3年置きぐらいには、高野山を参拝しなさいよと言う、お寺の考えだとも言われています。
■荘厳な気分を味わえました。
弘法大師御廟に架かる橋からは、脱帽、写真撮影禁止です。
四国八十八ヶ所や西国三十三ヶ所のお参りを終えたお遍路さんんもここへお礼参りに訪れます。
御廟からバス駐車場へ行く途中の参道には、企業などの殉職者のお墓が目に付きました。,Br> ロケットの形をしたものや、古墳のような形の物、なかでも「しろあり」の墓がシロアリ駆除会社協会により建立されているのには驚きました。
金剛峰寺、朱塗りでひときわ目立つ根本大塔などがある壇上伽藍を見学し荘厳で立派な高野山をすがすがしい気持ちでお参りできました。
レポート by 添乗員