皆さんは、若桜鉄道をごぞんじですか？
今回のツアーは、秋真っ盛りの山陰、鳥取の若桜町に出かけました。
お目当ては、ローカル列車に乗り、SLが保存してある若桜駅で食べる「ごった煮」と宿場町「若桜」の散策です。

ローカル列車の始発駅「郡家（コオゲと読みます）」には福山から3時間半ほどで到着です。
列車出発まで時間があったので駅前にあるキラメキプラザ八頭で八頭町の特産品をみてすごしました。駅では若桜鉄道の職員さんから、これから乗る若桜鉄道の概要や沿線のみどころなどユーモアを交えた説明を受けました。
私達の乗った列車は、JRの特急電車の到着を待ってからの出発です。途中の駅ではおおくの案山子と出会うことができました。特に「阿部駅」では、映画：男は辛いよの寅さんのかかしがお出迎え！
どの駅舎もアンテークな感じで、まさに昭和時代へタイムスリップしたようでした。
列車の中では写真や、のどかな田舎風景を楽しみながらの旅でした。

終点の若桜駅に着くとすぐに駅構内にある蒸気機関車に近寄り、転車台の説明、実際お客様の手によって蒸気機関車の方向変換をしました。最初は力が多少いりましたが簡単にあの巨漢を動かすことができ、みなさん、感激されていました。
12系客車を改造した客車でおいしい「ごった煮」、地場産のもので作られたお弁当をいただきました。

昼食後、ボランテイアガイドさんと一緒に、若桜宿場町を散策しました。
ガイドさんの家も案内対象になる立派な御宅で、変わった格子も拝見しました。
はじめて訪れる場所は歴史やガイドブックに乗らない所まで案内があると旅がいっそう楽しくなりますね。
オート観光の多くのツアーは現地ガイドさん説明付きですので、皆様も充実した観光が楽しめると思います。

帰りには、露天風呂がすてきな、あわくら温泉「黄金泉」により、日頃のお疲れを癒していただきました。
近くの道の駅「あわくらんど」で、お土産も買い求め、中国道経由で福山へ帰りました。

昭和懐古「若桜鉄道」の旅。バスを降りられるとき、「本当に来て良かった、ありがとう」のお言葉を頂戴したとき、次回以降もお客様に感動していただける企画をし多くの方にご案内をしていかなくてはと思いました。
当日の福山は相当冷え込みましたが私には熱く感じるものがありました。