◆マイカーの整備はベストのタイミングで!◆ | |||
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○◆ドライブシャフトブーツが破れて・・・◆ |
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○◆ブレーキパッドの残量◆ |
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◆ドライブシャフトブーツが破れて・・・◆---予定外の出費が! | |||
先日、「ハンドルを切ると大きな異音がする」との依頼で1台の車輌が入庫になりました。 早速リフトアップして下回りを点検してみると、「あ〜あ!」・・・ 案の定、ドライブシャフトブーツが破れて、ぽっかり口をあけていました。(図1) これでは次回車検時にも不合格になってしまいます。 実はこの車、数ヶ月前の車検時に「ドライブシャフトブーツの亀裂」が既にあり、早めの交換をお勧めしていたのですが(図2(他車))・・・残念です! ブーツ自体は”ゴム製品”ですので、破れた時点では気がつくことはまずありません。ブーツは破れてしまうと、中に注入しているグリスが出てしまいます。 そこへベアリングがあり守られているのですが、走行中に小石等が混入し、ベアリング自体に傷が入ってしまい、お客様の依頼事項にあるような「大きな異音」が発生してしまうのです。 曲がり角等曲がるときに「カリカリカリカリカリッ!!!!」って音聞いたことありませんか?あれがそうです。 修理に伴う費用は、通常(車種によって異なるが・・・)部品と交換工賃で、 片側、約1万5千円くらい掛かります。(図2の時に修理してれば・・・) ところが今回のケースは、ブーツの破れに気づかず、既にドライブシャフトに傷が入ってしまっているため、ブーツを替えただけでは音は止まりませんので、ドライブシャフト毎、替えてやらねばなりません。 シャフトの分だけ余分な出費です。
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図1 |
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図2 |
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◆ブレーキパッド残量◆ | |||
車には沢山の消耗部品が使われています。 重要保安部品の一つでもある、このブレーキパッドは、いつかは必ず交換しなければならない部品です。 又、ブレーキパッドの摩耗は使用年数とは関係ありませんので、走行距離が伸びたり、高速走行をよくされる方は消耗の時期が早い事が予想されます。 普段は外から確認できませんので(ホイールの形状にもよるが)、走行距離がある程度伸びて、ブレーキを踏んだときに異音がしたりすると要点検です。 よく聞くことがある”キー”音は、新品のパッドに交換した直後などでも、パッドとローターの当たり具合によって鳴く事もあります。 普段、自動車整備に精通されてない方は、やはりプロの診断を受けることが安全に対する心構えとして最良でしょう。 又、1年毎に訪れる法定点検(12ヶ月・24ヶ月)は正に、ブレーキも点検項目に入っていますので是非受ける事が必要です。 |
図1 | ||
図2 | |||
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