その他 そんなバカな!
 
こちらのコーナーでは普段何気なく行っている行為によって事故が起きてしまったケース等をご紹介します。

街中でも良く見かける光景等もありますが、場合によってはとんでもない代償を支払わねばならないケースも発生する可能性があります。

 

◆路上駐車のクルマが正面衝突事故を誘発◆

2006年7月18日午後、京都府八幡市内の市道で、乗用車と京阪バスが運行する路線バスが正面衝突する事故が起きた。バスは衝突を回避しようと急ハンドルを切った結果として歩道に乗り上げ、双方の8人が重軽傷を負っている。

京都府警・八幡署によると、事故が起きたのは18日の午後2時ごろ。八幡市欽明台西付近の市道で、交差する別の市道から右折してきた35歳女性が運転する乗用車と、京阪バスが運行する路線バス(新田辺発、くずは行き)が正面衝突した。バスは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったものの衝突。勢い余って道路左側の歩道にも乗り上げた。

この事故で乗用車に同乗していた4歳の男児が右足の骨を折る重傷。運転していた女性と同乗の女児2人、バスの乗客4人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

現場は信号機の設置されていない交差点から30mほど進んだ地点。バスは道路左側に路上駐車していたクルマを避けようと対向車線に進出していたが、これに気づかずに右折してきた乗用車と正面衝突したものとみられている。

◆路上駐車の大型トラックに後続のバイク激突◆
2006年7月18日夜、鹿児島県鹿児島市内の市道(港湾道路)で、路上駐車していた大型トラックに対し、後続の原付バイクが激突する事故が起きた。バイクを運転していた65歳の男性は路上に投げ出されて全身を強打。収容先の病院で死亡している。

鹿児島県警・鹿児島中央署によると、事故が起きたのは18日の午後9時30分ごろ。鹿児島市城南町付近の市道(港湾道路)で、道路左側に路上駐車していた大型トラックに対し、後ろから走ってきた原付バイクがほとんど減速しない状態で激突した。

バイクは転倒し、運転していた65歳の男性は路上に投げ出されて全身を強打。近くの病院に収容されたものの、約2時間後に死亡している。トラックを運転していた34歳の男性にケガは無かった。

現場は片側2車線で、見通しの良い直線区間。事故当時、大型トラックはハザードランプを点灯した状態で左側1車線分を使う状態で路上に止まっていた。調べに対して運転していた男性は「会社からの電話を待つため、路上に駐車していた」と話しているという。現場にバイクのブレーキ痕は残されていないため、警察ではバイク側の前方不注意が事故原因ではないかと推測している。
コメント:
上記2例は共に”路上駐車をしている車輌”が間接的に事故を誘発しています。
確かに運転者本人の不注意或いは安全運転義務違反が一番に問われるはずですが・・・
しかし、このケース路上駐車していた人も責任を問われる可能性もあります。

”ちょっとだけだから”や”すぐ戻るから”等の理由で普段何気なくやった経験のある人も多いのではないでしょうか?
特に6月1日の改正道交法施行により駐車違反の取り締まりが大幅に厳しくなったこともありますので、僅かな時間でも路上駐車は控えるよう心がけましょう。

 

 

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