|
||||
劣化のメカニズム | ||||
ベルトは動力を丈確に伝達するため適正な張力で張られているが,ゴム製品なので走行距離が増えるにしたがい伸びや摩耗により緩んできます。 また,張力も使用とともに弱まり,さらに高温に弱く経時的な熱劣化も起こります。
|
||||
|
||||
メンテナンスを怠ると・・・・ | ||||
ベルトは初期伸びが大きく,伸びた状態で使用を続けると動力が正確に伝わらず,発電不良によるバッテリー上がりや冷却水不循環によるオーバーヒートの発生率が高くなります。 |
||||
日常のメンテナンス情報 | ||||
また,ベルトの寿命は張力管理に大きく影響されるので定期的に整備工場等に入庫して調整することが大切です。
|
||||
|
||||
点検と交換 | ||||
〈定期点検基準〉 ◆1年点検(自家用乗用車) ベルトの緩み及び損傷 ◆2年点検(自家用乗用車) ベルトの緩み及び損傷 〈交換の目安〉 ベルトは一般的に25000〜30000kmで交換されることが多いが,特に何万kmで交換という規定はありません。 また,ベルトは高温とオイルに弱いので,オーバーヒートを起こした時やオイルが付着した時は交換した方が良いです。
|
||||